各社取材に「担当者不在」、運営は沈黙... NGT暴行被害にみる「危機管理」の重要性

2019年1月11日
NGT48メンバー 山口真帆さん(23)のファンの男2人が、山口真帆さんの自宅マンションに押しかけて暴行の疑いで逮捕された事件=不起訴処分=では、山口真帆さんが所属し、AKB48グループを運営する所属事務所「AKS」が事態に関する説明をしないままの状態が続いている。

NGT48は、AKB48グループの中でもとりわけ「地域密着」をうたう。山口真帆さんはNGT48の運営者への不信感も口にしており、説明がないことで、地元でも不安の声が広がる事態になっている。

今回の事案は、山口真帆さんが2019年1月8日夜から9日朝にかけて、動画配信やツイッターで訴えたことで発覚。大手メディアでいち早く報じたとみられるのが、同日のNHKの正午のニュースの新潟ローカル部分だ。その際、NHKは「所属先の事務所は担当者が不在で電話がつながらない状態が続いています」と伝え、街頭インタビューで「超えてはいけない一線があると思うので、そこらへんもファンの人たちは意識したほうがいい」「そういう危険があるからこそ、守ってもらえる環境を作ってもらうことが大事なのでは」「そういう被害は、被害者側が黙ってしまったり、公表しないまま泣き寝入りすることも多いので、公表して、そういうのがなくなるといい」といった声を紹介。

地元紙、新潟日報 (地元新聞) も 2019年1月10日朝刊で山口真帆さんの事案を報道。そこでもAKSについては「『担当者が不在でお答えできない』としている」とある。同紙では、事案の概要に加えて、「ファン動揺『説明ない』」「運営側の対応批判 安全確保、心配する声も」の見出しがついた関連記事も掲載。「事件は1か月前なのに、運営側からファンに対してなんの説明もなかったのが不満だ。今後の公演やイベントはこれまで通りできるのか」と憤る20代のファンの声を伝えた。

2019年1月10日昼には、運営批判が東京の民放テレビにも飛び火。「バイキング」(フジテレビ)ではCMをはさみながら30分以上にわたって山口真帆さんの事案を特集し、薬丸裕英さん(52)は、すでに事案から時間が経過しており、その間に山口真帆さんも対応を求め続けていたことを指摘。「こういうこと自体が表に出るということが恥ずかしいこと。それと、本当にかわいそうなこと。そうなる前に、なんで事務所とメンバーなりがちゃんと話し合って、解決に至らなかったのか。本当に信じられない」「守ってあげなきゃいけないんだもん、タレントさんを」などと危機管理のあり方を疑問視。横澤夏子さん(28)も、「なんで事務所が守ってくれないんだろう、というのが謎ですし...」と切り出し、メンバー独自の判断で被害を訴えるツイートが書き込まれたことについて、「本当に事務所の人とちゃんと話し合いができているのか。風通しがすごく悪い感じがしてならない。唯一守ってくれるのが事務所なので、ちゃんと事務所の方が守っていただきたい」などと、コミュニケーション不全を指摘。

2019年1月14日にはAKB48グループの成人式イベントが都内で予定されており、NGT48からは荻野由佳さん(19)、加藤美南さん(19)、中村歩加さん(20)が出席予定。例年は記者との質疑応答があり、メンバーの口からどのような説明があるかも焦点だ。2019年10日16時の時点でも、NGT48公式サイトでの声明発表などはない。また広報担当者の電話は留守番電話に転送され、つながらない状態である…

( http://bit.ly/2Fsf5a9 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加